床下無結露・断熱工法

日本の住宅平均寿命は26年と短命です。

築10~15年を過ぎた木造一戸建て住宅やアパートに住んでいる場合、エアコン無しでは夏になると蒸し暑く、冬は凍えるほど寒いという状況になっていませんか?

そうなってしまう住宅やアパートに使われているのは、グラスウールやロックウールという化学繊維系の断熱材がほとんどです。
このグラスウールやロックウールが使われている住宅が、夏になると蒸し暑く、冬は凍えるほど寒いという理由は、これらの断熱材の熱貫流率(K値)が高いからです。要するに断熱性能が低いのです。その理由は、グラスウールやロックウールの厚みが薄く、密度が低いからです。

しかも、床下や壁内に潜む長年の結露が断熱材を蝕み、断熱効果をさらに下げてしまうだけでなく、土台や大引き、柱などの構造材を腐食させてしまいます。
これが、日本の住宅の平均寿命が26年と短い原因の一つです。

では、床下でいったい何が起こっているのか?

床下で何が起こっているのかをお伝えします。

  • 6~9月は屋外の湿度が高く、ジメジメしています。
    一般的には換気口があれば、通気されて問題が無いと言われますが、実は床下に湿気を取り込んでしまっています。
  • 布基礎と呼ばれる工法の場合、土中から湿気が上がってきます。
    特に傾斜地では地下水の流れが多く、湿気も多くなります。
  • ベタ基礎などのコンクリート基礎からは、約20坪の場合で毎日1.8リットルの湿気を放出しています。

このような状況では、結露はもちろんで白アリやカビ・ダニや腐朽菌(木材を腐らせる)を歓迎するような床下環境になっています。

湿気が多いのなら換気すれば、発生しないと言われることがありますが大間違いです。
屋外の湿気が多ければ、この空気が床下に入ってしまい、やはり結露を起こします。
換気は解決するどころか、余計に悪化させます。

床下問題をセルロースファイバー断熱と珪藻石の調湿で解決します。

セルロースファイバーの結露抑制効果と断熱性の高さと、珪藻石の高い調湿効果により床下問題を解決することができます。

1セルロースファイバー

セルロースファイバーについて詳しくはこちらをご覧ください。

少し付け加えますが、断熱性と遮音性はイコール重量になります。 断熱材が重ければ重いほど、断熱性が高く、遮音性も高いということです。 とは言っても、壁内や床下などに入れる断熱材ですから限度はあります。

右の比較表で、グラスウールとセルロースファイバーの重量の差はお分かりいただけたと思います。セルロースファイバーは約4倍、グラスウールよりも重量があります。 これが、セルロースファイバーがグラスウールと比較して、断熱性が高い理由です。

グラスウールとセルロースファイバーの重量の比較

  • グラスウール

    グラスウール

    一般的に多く使われるのは、16Kg/立米や24kg/立米、要するに1立米あたり16Kgや24Kgの重さ

  • セルロースファイバー

    セルロースファイバー

    1立米あたり60Kgや70Kg
    (グランディアホーム標準施工)

下記のグラフも、何度もこのホームページでは登場していますが、各断熱材の『熱伝導率(熱の伝わり易さを表す値)』を比較するために、ここでも紹介します。
熱伝導率の比較図

熱伝導率の数値が高いと断熱性が低く、数値が低いと断熱性が高く優れているということです。
セルロースファイバーとグラスウールの重量の差のように約4倍はありませんが、セルロースファイバーが他の断熱材と比べて、断熱性の高さは一目瞭然です。

  • 1階床下のセルロースファイバーグラスウールなどの断熱材のような、隙間ができないため、断熱効果が高く、結露が起こりません。
  • 左写真の拡大版
    1階床下のセルロースファイバー施工後、膨らんでいるのが…

2床下珪藻土

珪藻土について詳しくはこちらをご覧ください。

この珪藻石は万能です。
なぜ、万能と言えるのか?その理由をご紹介します。

  • 1. 床下の湿度が高い時は、湿気を吸って湿度を下げることができる。
  • 2. 床下の湿度が低い時は、湿気を吐いて湿度を上げることができる。
  • 3. 床下の湿度を調整するので、カビが出ない。
  • 4. 床下の湿度を調整するので、床下の木材が腐食しない。

これらは、珪藻石の調湿効果(湿度を吸放出し調整する機能)の高さによるものです。

1階床下の基礎の上に敷く珪藻石木炭は一定の湿気を吸ってしまうと吸放湿機能が止まってしまいますが、この珪藻石は半永久的に機能が続きます。
この石が床下の湿気を調湿することで、住宅の耐久性を左右すると言っても過言ではありません。

調湿効果の高さの理由を動画でご紹介します。

調湿効果について、詳しくは下記の動画をご覧ください。始めの1分ほどで、珪藻石や珪藻土の調湿効果の高さの理由がわかります。

1階の床下に『セルロースファイバー』と『珪藻石』を組み合わせて使うことで、住宅の寿命は日本の平均である26年を超えることはできます。

ただ、住宅寿命を50年や100年にするためには、まだほんの一部にでしかありません。 住宅すべてに、住宅寿命を長くする要素がなければいけません。

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